|
大変なペットブームです。当然のように室内で、まさに家族の一員として暮らすのです。犬は喜び庭かけ回り♪ 「雪やこんこん」の歌詞などは今ではピンと来ないのでは? 愛犬が健康で長生きしてくれるよう、人とペットのよりよい関係を築けるよう、飼いかたのコツをJAM-TAKOのリードボーカリストで獣医学博士のあかねに教えてもらいましょう。
あかね:ペットというのは「愛玩動物」の意味ですが、最近では「伴侶動物」という意味のコンパニオンアニマルという言葉が一般的です。まさに家族や友人同様の存在となっているわけですが、イヌやネコがかかる病気も人間並み、つまり人のかかる病気にはほとんど全てかかるといっても過言ではありません。
近年、獣医医療技術の著しい進歩に伴い伴侶動物も長寿になりましたから、人と同様に癌や糖尿病、心臓病などの生活習慣病が著しく増加して死因のトップになっています。また、人気の犬種では、ダックスフントの椎間板ヘルニアや網膜萎縮、ゴールデンレトリバーのリンパ腫、コッカースパニエルの若齢性白内障、柴犬のアトピー性皮膚炎など、好発の疾患があり飼い主を悩ませることがあります。
しかし、どんなに大切な伴侶であるとしても、人間とは異なる生き物であることを良く理解することが重要です。彼らは四つ足の動物であり、食餌や運動・排泄・寿命など、全てが人とは異なっています。伴侶動物を動物らしく扱い、過度に擬人化せず、適度に距離をおいて、上手に付き合いましょう。飼い主が動物に精神的に依存してしまうことも、絶対に避けなければいけません。
また、特にイヌには上下関係をしっかり覚えさせることが大切で、これには幼仔期からの教育が不可欠です。悪いことをしたらちゃんと叱りましょう。人間が動物を上手にコントロールすることで、よりよい人と動物との関係を築きましょう。
藤野:人と同じで生活習慣病が多いとは! そして、人と動物という関係にきちんと線を引く事が大切なのですね。大変ためになりました。皆さんはいかがでしたか?
次回は「診察室での会話はリラックスして」です。
 |
●プロフィール
藤野 遵(ふじの じゅん)
内科医。ロックバンドJAM-TAKOを率いるチャリティ活動家でもある46歳
JAM-TAKOのセカンドCD「CALLING」が完成。田無バンダレコードにて好評発売中!
|
|