学生の頃、バイト先でもらった義理チョコを忘れて帰り、くれた女性にひどく怒られた苦い思い出がある。今回は、男の立場から今どきのバレンタイン事情をデータと読者の意見、独断と偏見で考察した。なお、掲載したデータについては株式会社ロッテからご提供いただいた。




 昨年のデータでは、贈る相手で「上司」と「同僚」が合わせて18%というのが気になる。これは義理チョコを贈らないということか。不況のせいもあるのだろうが、女性の「無駄な出費はしない」とのシビアな面が伺える。街の声も「ここ数年、義理チョコはあげていない」(西東京・高田さん・24歳)と寂しい答え。義理人情は日本文化の美徳である。その最たる義理チョコを欠かすとは…。そんな女性陣の中には、「本命より義理チョコの予算の方が高かった思い出がある」(東久留米・関さん・39歳)との声も。この心意気を見習って欲しい。


 「夫は高価なチョコより市販のピーナッツ味が好き。中身よりも包装の方が高い…と思いつつ愛情を込めてラッピングしています」(西東京・天池さん・34歳)。「毎年、夫の喜ぶ顔が見られるから楽しみ」(西東京・武井さん・35歳)。
 結婚後もチョコを贈る女性は多いようだ。だが一方で、「結婚した年にチョコをあげたら、バレンタインを知らなかった夫に『何それ?』と言われた」(東久留米・大鹿さん・46歳)という嘘のような本当のエピソードもある。この例ではないが、夫婦間のバレンタインは男性側の無関心さが目立つ。既婚者も照れずにバレンタインを楽しもう。


 女性陣は本命チョコにどのくらいの予算を考えているのだろうか。昨年は1、000〜2、000円が約51%の高支持を受けた。
 この予算が高いのか安いのか? 男性に聞いてみると「本命には妥当な値段。チョコも美味しい。逆にそれより高級だとお返しが恐い」(小平・鈴木さん・24歳)と、冷静に判断する。ホワイトデーのお返しを考えると、1、000〜2、000円は贈る側も贈られる側も適切な予算という結果が得られた。



 手作りチョコが約76%と圧倒的に多い。一度ももらったことがない私は正直驚いた。確かにロッテなどの市販チョコをベースにすれば、予算を抑えつつ女性らしさをアピールできる。愛情と計算が働いているのだろうか。
 一方、購入派の意見では、「彼と自分の分を買って、彼の分は2人で半分ずつ食べる」(東久留米・小山さん・22歳)と、ちゃっかり自分が食べることを計算しておいしいチョコを買う傾向がある。バレンタインデーは、女性がちょっと高めのチョコを食べる大義名分にもなっている。


 雑誌の統計では、約3割の女性がプレゼントを添える作戦らしい。ただし、手編みのマフラーなど手作りのプレゼントは、男性にとって精神的に重く感じる。「定期入れやキーホルダーなど、普段使う物が嬉しい」(西東京・辻さん・35歳)というように、プレゼントにはちょっとした小物がベスト。
 取材の過程で、男性からは分からないバレンタイン事情が見えてきた。「手作りチョコの多さ」「チョコの予算」など…。やはり男性としてバレンタインが近づくとドキドキする。義理チョコでも欲しいと言うのが本音。男はいくつになっても子供っぽいものだ。女性陣にはその所を分かって欲しい。(つ)



 とっておきの想いを伝えるなら「テラスシャモア」の人気商品、おちあいの小石(500〜3、000円)がオススメ。口溶けなめらかな生チョコを、小石に見立てて一口サイズにまとめた逸品。2人で仲良く食べれば恋愛度もアップ。
 また、店内にはアーモンドチョコ、オレンジスティックなどバラエティーに富んだチョコ(300〜5、000円)が並んでいるので、目的や予算に合わせて選ぶことができる。
所在地/東久留米市大門町1-1-21 tel:0120-72-0717




 大切な人には、その人の好みのチョコを贈りたい。ここ「みのりづき」には、きっと彼の好みのチョコがある。甘いモノが苦手な彼には、コーヒーベースのクッキーにチョコチップアーモンドを散らしたチョコチップバー(800円)をどうぞ。フリーズドライのイチゴを加えたいちごチョコ(600円)や、チョコレートスフレ(350円)もオススメ。もちろん、人気の生チョコ(450円から)やトリュフ(600円から)もある。
所在地/西東京市芝久保町5-1-19 イスタナ・リア1F
tel:0424-51-2357 水曜定休




 チョコと一緒に贈るプレゼント選びに迷っている方、一度、パルコひばりが丘店2Fの「レパス」に足を運んでみてはいかが? ここにはバレンタインの贈り物に相応しい雑貨が揃っている。
 ショップのオススメは海外直輸入のキーホルダー(写真)。シンプルなデザインと、銀色の光沢が特徴。デザインは全部で24アイテムで、時計やライトなど機能付きもある。価格も580〜1、480円と、お手軽となっている。
 その他、ドイツのデザインメーカー、フィリッピのカードケースやミニライターなどモダンかつ機能性に優れたアイテムが1、200円から並ぶ。
所在地/西東京市ひばりが丘1-1-1パルコひばりが丘店2F tel:0424-25-5142
http://www.lepas.info/



 読者から数多くのバレンタインの思い出が寄せられました。甘いものや苦いものまで、いろいろなエピソードが満載。男性編を一挙に公開! 

[男性編]
母親以外からチョコレートをもらえるのはいつなのか…。(西東京・荒巻さん・11歳)
1粒のチョコで今の妻との結婚の決意をしました。(東久留米・瀧川さん・40歳)
せっかくもらった手作りチョコ。「おいしい?」と聞かれたので、「ちょっと甘すぎるかな」と言ったら、ものすごく怒られました。翌年のバレンタインはせんべいになりました(泣)。(西東京・青木さん・36歳)
毎年手作りチョコをくれていた彼女、今年は結婚したので「もう、手作りはおしまい」と言われてしまいました。(武蔵村山・細川さん・23歳)
昨年、娘(3歳)からはじめてチョコをもらったこと。(西東京・高橋さん・32歳)
中学校2年生の時、好きな子からもらったのが非常に嬉しく今でも思い出に残っています。(清瀬・浅田さん・37歳)
今から35年前の話です。包装もリボンもないチョコレートのやりとりがあったようです。こっそりと手渡すのが普通でした。今のバレンタインと違って、隠れてこっそりと手渡すところに時代を感じます。(西東京・内田さん・48歳)
あんまりいい思い出はありませんね。だから、今年は欲しいです。よろしく。(西東京・宮崎さん・39歳)
時々、チョコレートなどをいただき嬉しいです。でも、(一緒にもらえる)プレゼントが一番ですね。(西東京・浜中さん・39歳)
受験の時のバレンタイン。「キットカット」をもらったら見事合格しました! 「きっとかっつ!」の語呂が良かったのでしょうか。(小金井・芝さん・24歳)
会社の若い女の子からチョコをもらって喜んでいたら、他の女子社員から「義理チョコだから変な期待はしないの」と釘を刺されました。(西東京・筒井さん・34歳)
中学時代のソワソワしていた教室を思い出します。女子のひそひそ話が気になって仕方がなかったな。(小平・伊藤さん・24歳)

[女性編]
昨年、入院中で食事制限のため甘い物を禁止されていた彼に、ハート型のおにぎりを2つ作って行きました。(東久留米・平井さん・24歳)
小学校の頃、好きだった相手の机を間違ってしまい、せっかくの努力が水の泡に…。(西東京・織茂さん・36歳)
中学校2年生の頃、両想いの1つ年上の先輩にあげました。10年後会った時もまだその時の外包みを捨てないで持っていてくれました。(東久留米・陸田さん・39歳)
中学1年生の頃、チョコを冷蔵庫に入れて置いたら祖母が知らずに食べてしまい、大変ショックでした。とてもおいしかったそうです。(西東京・近藤さん・43歳)
何十年も昔、手作りチョコをプレゼントしようと作ったのはいいのですがあまりにも凝りすぎてしまい、かえって変な形に…。「何コレ!」と言われてしまいました。(東久留米・清水さん・44歳)
スキー場ナイターのリフトの上で渡そうとしたら手袋で滑ってしまい雪の中に落ちてしまいました。あのチョコレートはどうなったのでしょう…。(西東京・鈴木さん・43歳)
小学校の時、同じ男の子を好きになった友達と、「その子にはチョコをあげない」とお互いに約束しました。しかし、その友達はこっそりあげていました。抜け駆けはずるい!(小金井・芝さん・24歳)
本命も義理もすべて手作り! 違いは作るときの気合いですね。(西東京・深川さん・29歳)
19歳の頃、好きな人になかなか渡せなくて、毎日持ち帰っていました。包装紙がボロボロになりましたが、2、3日過ぎてから渡せました。(練馬・深谷さん・38歳)
毎年、主人にチョコをプレゼントしようと思いつつ、一度もあげたことがない妻です。世の中の奥様方はご主人にチョコを贈るのでしょうか?(西東京・吉田さん・37歳)
中学生の時、友人4人でチョコケーキを作りましたが焦げて大失敗。友人はそのまま贈り、見事にフラれました。今でも「あのチョコケーキが焦げていたからフラれた」と言っています。(西東京・小原さん・22歳)

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