(7)密かな桜名所  武蔵関公園
 本紙が発行されるころは、桜の見ごろも峠を越えてしまっていると思うが、取材時(3月中旬)は開花を今や遅しと待っている状況。そろそろ蕾も綻んでいようと、武蔵関公園に向かう。

 東伏見駅南口に下りる。武蔵関公園と名乗っているが、武蔵関駅より遙かに東伏見駅からのほうが近い。市区境にあり、公園全域が練馬区に属しているためだろう。ロータリーを渡り左手には、TVドラマ『PRIDE』で一躍人気のアイスホッケーリンク・東伏見アイスアリーナ。ここの広場では時々フリーマーケットが開催される。

 改築された早大の研究棟を正面に、左手を目指す。スポーツクラブ・ルネサンス東伏見の真新しい看板が目印だ。その先にオープンスペースが明るいサウス・カフェ。そしてアイスアリーナの駐車場を過ぎると、そこはもう武蔵関公園となる。所要時間わずか5分。

残念ながら桜は1分咲きだったが、最盛期にはボートから花見としゃれこみたい
 練馬区立としては2番目に広く、また自然樹木に恵まれた歴史ある公園だ。とくに春にはソメイヨシノが美しい。ひょうたん型の富士見池に映る桜を眺め、ボート遊びに興じるのもよし。約1.2kmの池外周を散策するのも楽しい、隠れた桜名所なのである。

 満開の桜の下でささやかな花見の宴を楽しんだあとは、ぶらぶらと青梅街道方面へ歩く。早大のグラウンド、テニスコートを右手に見ながら、なだらかな坂道をあがる。住宅街に突然現れる「のんびり温泉」の看板。銭湯の妙法湯だ。散策で汗ばんだら、ちょっと立ち寄ってサッパリしたい。春の贅沢な時間を楽しめる散歩道だ。

 
   

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