(5)東久留米駅北口時計坂の町
 アパートの美しい管理人と、その住人である青年とのラブコメディを描いた漫画『めぞん一刻』(高橋留美子・著)をご存じだろうか。実は、その物語の舞台である時計坂町は、東久留米駅北口がモデルという噂がある。青春時代の聖書ともいうべき『めぞん一刻』の世界に浸りたく、時計坂の街を散策する。

 東久留米駅は東・西口が再開発され、整備されている。しかし北口駅舎
は漫画のまま。改札を出ると、すぐ左手に旬彩創作料理・郷の看板が見える。牛丼・松屋の先を左に進み、商店街に入ると見覚えのある光景が。漫画で登場した豊田時計宝飾店の看板だ。
漫画では、この坂の先に一刻館がある。今にも登場人物たちが現れそうな気分になった。

 そのまま歩くと線路沿いの道になる。履き物屋むらのを右手に歩を進めると、これまた漫画で登場の踏切が左に。西武鉄道の踏切にはすべて掲げられているが「くぐるな あぶない」の標識も漫画にある。

 踏切を渡らずそのまま氷川台通りを行くと、右手に札幌ラーメンあかしや。坂を下ったあたりには近代的な建物の成美教育文化会館。この左手は西武線の線路があり、このあたりの景色も漫画に登場する。そして、写真の先にある上り坂が時計坂のモデルらしい。懐かしい時間を過ごすことができた。


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