(4)キヨセケヤキロードギャラリー
 日々の生活に追われ、芸術を愛でる心のゆとりもないまま一年が過ぎる。年頭に当たっては、今年こそは美術館巡りでもしようと毎年思うのだが…。

 そんな新年の計を実現すべく、西武池袋線の沿線の中でも、とくにアート色の濃い清瀬を訪れた。駅の北口を下りると、新興都市らしい整然としたロータリーが開ける。歩道に沿って進むと、左手にはスターバックスのオープンカフェ。地元ではあまりお目にかかれない喫茶店だ。さらに歩くと大手スーパーの西友が右に。翻って左手には、手作りの味にこだわる和泉屋豆腐店の暖簾が見える。
冬の黄昏どき、凛とした表情で静を奏でる「笛吹き少年」(舟越保武・1967年作)

 5分ほど歩を進め、
左手に鮨・うなぎ料理の金平が望めるころになると、今回の目的であるケヤキロードへと入っていく。左右のケヤキ並木が美しい。

 ケヤキロードギャラリーは平成7年、約320億円かけた北口再開発事業のひとつ。国内外23名の彫刻作品が並べられている。市役所まで約20分の道のり、しばし前衛的な彫刻を鑑賞。

 広々とした田園風景をバックに、美しく佇む銅像とのんびりした時間を過ごすのも、たまには悪くない。
 
 

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