9月1日は「防災の日」ということで、西東京市の防災について調べてみると、保谷庁舎の裏に「防災センター」という建物があることを知った。平成11年にできたこのセンターだが、どれくらいの人が知っているだろうか? 団体以外は5階事務室で直接申し込めば見学が出来るうえ、案内もしてもらえるという。どういう施設なのだろう、さっそく取材に行くことにした。
▲保谷庁舎隣りにある
▲災害対策本部室

 職員の渡辺さんの案内でまずは屋上から見学する。外に出ると、西東京市全域をカバーする無線のアンテナが真上に立っている。災害時でも確実につながるという理由で採用されたそうだ。次に、建物6階へ移動した。この階には2つの講座室と図書室がある。4階に行くと、防災資料展示室と防災展示ホールがあり、ホールには保存食や応急道具など普段あまり馴染みのない防災グッズの数々が展示されている。

 そして最後にセンター自慢の5階へ。ここには防災情報室と災害対策本部室がある。まず案内してもらった防災情報室には、市内はもちろん、全国の落雷、台風、地震などの情報が常に入ってくる。そして、隣にある災害対策本部室は、災害時、市長を中心に警察、消防、電気、ガス会社などの防災関係機関が集まり、防災情報室に入ってくる各種情報を元に協議し、市民に情報を発信する「災害対策本部」になる。

 建物内を案内してもらっている間に、色々な質問を渡辺さんにしたが、
 「防災は、ここまでやれば大丈夫という基準がないので難しい」という言葉を聞いた時、防災に携わる人間の大変さを垣間見た気がした。

 これだけ立派な施設のある西東京市だが、だから大丈夫とは言えないのが災害。9月2日(日)には柳沢中学校で9〜12時まで防災訓練が行われるので、市民の方はぜひ参加してみてはいかがだろうか。(広)
●西東京市防災センター
所在地/西東京市中町1‐5‐1
tel O424‐64‐1311(内線2231〜2233)