4月、新生活のはじまりです。今回は生活していく上で欠かせない、人と人とのお付き合いをお話します。

◆引越しのマナー
 引越しをする場合には、前日までにご近所の方や大家さんに挨拶を済ませておきましょう。できれば家族揃って行くのがベストです。引越しを知らずに訪ねてくる人や郵便物がくるかもしれないので、管理人さんや大家さん、隣の人などには新しい住所と連絡先を知らせておくようにします。この際、感謝の気持ちをこめて手土産を持参するとよいでしょう。金額は500円〜1、000円程度のお菓子などにすると相手の方に気を使わせずに済みます。

○引越しの際の手続き
 郵便局へ転居届を出しておくと、郵便物の転送サービスが受けられます。また電話や新聞、光熱費をとめたり、公共料金の支払いも忘れないこと。
 引越した先での挨拶は、当日か翌日、遅くても1週間以内には済ませます。集合住宅に引越す時には、騒音が出たり、共有のスペースを占拠したりすることもあるので、事前に断りを入れておき、当日にもう一度伺うのがよいでしょう。これが今後近所の方とうまく付き合っていくためのポイントです。

◆帰省時のマナー
 田舎へ帰省が決まったら、迎える側の準備もあるので、早めに連絡をしましょう。手土産はお菓子など、みんなで食べられるものを用意します。その他にも両親各々にちょっとしたものをプレゼントすると喜ばれます。兄弟やお嫁さんが同居している場合には、日頃の感謝を込めて何か用意するのもよいですね。
○滞在費
 滞在費は払うのが原則です。食事やお風呂など普段より費用や手間がかかるのですから。いろいろな親子関係があるかとは思いますが、家計をまかなっている兄嫁さんなどに渡すといいでしょう。1日2〜3、000円を目安にし、封筒やポチ袋に入れて渡します。その場で受け取ってもらえない場合は、帰る時に「何かおいしいものでも…」と再度渡すか、滞在中に買い物を引き受けて支払いをしたり、外食代だけでも負担するなど心がけたいものです。
 家事やお手伝いは進んでしましょう。エプロンは持参すること。ただし、どこの家でもその家なりのルールがあるので、些細なことでも確認しながら進めるようにすることが大切です。

◆親戚とのお付き合い
 親戚とは親しみと礼儀をもったお付き合いを心がけるのは当然ですが、一番のポイントは互いの家族を干渉しないこと。
○親族間でのお金の貸し借り
 親族間でのお金の貸し借りや連帯保証人の依頼は何かとトラブルの種になりがちです。身内だから約束を守るだろうという楽観的な考えで安易にお金を都合すると、あとの悲劇につながることはよくある話です。きちんと納得した上でお金を貸すことが大切です。また借りる時には、借金をお願いする理由とともに返済方法や利子などをきちんと説明して、借用書を作りましょう。

 次回は「結婚式のマナー」についてです。