連載第16回  〜 ハーブミルクティー
ハーブミルクティー
 11月に入り、少しづつ木々も色づき外の様子が秋らしくなってきました。「秋の果物、野菜にしても季節に合った色をしているな」と思う今日この頃です。

 さて、今月はあたたかいミルク入りの紅茶そして、ちょっと体調にも気を使ってということでハーブミルクティーをご紹介します。

 イギリスではミルクを先に入れる方法「ミルクインファースト」、紅茶を先に入れる方法を「ミルクインアフター」と言います。どちらでもいいような気もしますが、イギリスではこの二つの方法のどちらが正しく、どちらが美味しいかとずっと議論されてきました。ミルクを先に入れることを主張する人は、ミルクを入れる分量がわかりやすく、香が立ちやすいと主張し、また後から入れる人は、ミルクの量が調整しやすいなどと主張してきました。未だに結論は出ていませんが、育った家庭での作法を大切にし、こだわってきたようです。こんなところからも紅茶に対するこだわりが感じられるでしょうか。

 また、ヨーロッパでは古くからミルク文化を持ち、変質する牛乳をうまく使って、チーズやバター、ヨーグルトを作り、料理にも上手にミルクを取り入れてきました。ミルクの特性を熟知した使い方は、紅茶の場合にも十分生かされています。
ハーブミルクティーの作り方

【材料(1人前)】

茶葉(セイロン茶、ケニア茶、インド茶ならニルギリ)ティースプーン1杯半 、ハーブ(フレッシュ、ドライ)スプーン1/2杯、ミルク50cc、お湯90cc

【手順】

1、茶葉をタイムなどのハーブと一緒にティーポットに入れて蒸らす
2、牛乳を手鍋で50〜60度くらいまで温め、1のティーポットに入れる
3、牛乳を加えた後、ティーコジーをかぶせて、1〜2分間蒸らして出来上がり!!

【ポイント】

1、ハーブは、チャイ風に手鍋で強火にかけて煮込んでいると、繊維質が溶け出して渋味が出てしまい、茶葉が開ききらないうちにくずれてしまう。ミルクを入れる場合は、1、2を守ること。
2、ミルクに合うハーブを選ぶ。例:タイム、セージ、ミント、カモミール、ローズマリーなど。
※ハイビスカスやラベンダーは避ける