 |
| ▲ミントティー |
|
4月に入り新しい生活をはじめられる方も多いと思います。そして出会いの多い時期でもありますよね。4月という月は人の暮らしだけでなく茶葉にとっても大切な月です。日本のお茶は5月から初夏の短い期間しか摘まれませんが、中国、インド、インドネシア、スリランカなど紅茶を栽培している国々では年に4〜5回茶摘をすることができます。
インドではヒマラヤの山岳地帯を中心にダージリン地方、アッサム地方と分かれますが、4月にファーストフラッシュと呼ばれる一番茶を、5月にはセカンドフラッシュの二番茶、6、7月にはサードティーの三番茶を摘み、秋にはオータムナルと呼ばれるお茶が摘まれ、1年の茶摘が終わります。
スリランカ、インドネシア、ケニアなどの国々では、熱帯性の気候のため、茶摘の後の次の葉が成長するまでの期間が3週間と短いので、ほぼ一年中毎日茶摘が行われています。
ダージリン地方のファーストフラッシュ(一番茶)は、水色(すいしょく)が淡いオレンジ色をしています。香りは、よくマスカットにたとえられる甘酸っぱいものです。セカンドフラッシュ(二番茶)は、気温が高くなり日光も十分に浴び、引き締まった味がします。水色も一番茶に比べると赤みが強くなり渋みも少し出てきます。三番茶は雨季と重なることもあって香りはそれほど強くありません。ですから、よくブレンドティーとして使われます。そして秋摘み、最後に摘まれた茶葉は再び香りが高くなりますが、少しソフトさに欠けてきます。
日本茶の場合、新茶というものにすごくこだわり、旬の風味をとても大事にしますが、紅茶の場合は少し違って、摘んだ時期によってそれぞれの楽しみ方があります。