近年、OA機器やTVゲームの普及などで視力の著しい低下が問題となっています。そこで今回は「眼」をテーマに進めていきたいと思います。

●視力が低下する理由
 さて「視力の低下」はどのようにして起こるのでしょうか? 目は光を感じ取る器官。外部から入り込んだ光は角膜と水晶体で屈折して網膜で映像を結び、その情報を視神経を通して脳へと送ります(表1参照)。しかし眼球内部に異常をきたすと、映像が網膜の一点に集中せずにピンボケをおこしてしまい、はっきりとものが見られなくなります。これが視力低下の根本的な原因なのです。

●疲れ目に注意!
 眼球内部の異常には「眼球全体の変形」や「水晶体の異常」などが挙げられます。前者については体質や身体の成長によって発生することが多く、基本的に防ぎようがありません。後者は「毛様体筋(ピント筋)」に不具合が生じることで発生するようですが、その主な原因はいわゆる「疲れ目」。うまく対処しさえすれば視力を回復させることだって可能なのです。

●視力低下を防ぐには
 
「毛様体筋」は「水晶体」を収縮させるための筋肉の一種。酷使すれば筋肉痛にもなるし、肩こりのような状態になることもあります。そんな状態になれば「毛様体筋」の動きが制限され、ピントも当然合いにくくなります。しかもこの状態のまま放っておくと、慢性的な視力低下をまねく原因にもなりかねません。そこでそれらを未然に防ぐためにも表2に挙げたポイントを実行することをお勧めします。また、目を普段からいたわるためにも、表3に挙げたポイントもしっかりやっておくべきでしょう。

 さて、12回に渡ってお送りしてきました当連載も今回で最終回となりました。「これを読んで健康をより意識するようになった」という方がいらっしゃれば幸いです。


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