今年も早いもので6月となりました。6月といえば、梅雨があるワケですが、そんな高温多湿の時期に気をつけたいのが「食中毒」。今回はそれをテーマに進めていきましょう。

食中毒とは?
 今年は例年より暖かいせいか、早くもO‐157の感染が確認され、ニュースなどで報道されています。O‐157は1996年に突如猛威を振るい、感染者1万人以上、死者12人という大きな被害をもたらした病原性大腸菌の一種。「食中毒」とは、このような悪玉菌やウィルス・原虫などの微生物が腸内に入り込み、下痢などの症状を引き起こすことをさします。

●原因はほぼ3大悪玉菌!
 日本で多くの食中毒患者を出しているのは「サルモネラ菌」「腸炎ビブリオ菌」、そしてO‐157を代表とする「病原性大腸菌」といった3つの食中毒菌です。いずれも発症すると下痢・腹痛などの症状が見られる他、場合によっては発熱や嘔吐を伴うこともあります。ただ感染源は表1にある通り、それぞれ異なっています。

●食中毒が発生するまで
 食中毒を起こす菌類は、ほとんど胃酸によって処理されますが、時にその許容範囲以上のものが胃に入りこむこともあります。そして未処理のまま菌類が腸内に達すると、毒素を放ち、腸の消化機能に異常をきたし腹痛などの症状が現れるというワケです。

●食中毒を防ぐために
 3大悪玉菌は、気温が30度近くなると一気に勢力を伸ばします。よって、どんな短い時間でも、食品類は冷蔵庫に入れておいたほうがいいでしょう。特に生ものはしっかり管理する必要があります。また、食べ物が腐りやすい状況は意識的に避けることが大事。ミンチなど外気に触れやすいものは、その分腐るスピードも早いので注意しましょう。その他、表2にいくつか対処法を挙げておきましたのでぜひ参考にしてください。


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