この年末年始、皆さんどのようにお過ごしでしょうか? 食べ過ぎて、体がむくんでしまったなんて人はいませんか? 今回はその「むくみ」をテーマにしたいと思います。

●むくみって一体何?
「むくみ」とは具体的にどのような状態を指すのでしょうか? 手足や顔がはれぼったく感じる…と言っても、ピンとこない方もいるかもしれません。そこでまず、向こうずねの部分を強く30秒程度押してみてください。もし指の跡が残るようなら、むくんでいる可能性大です。また、靴下を脱いだ時の跡がしばらく残る場合も、むくんでいる証拠といえるでしょう。

●むくみの元は多量の水分
 さて「むくみ」はどのように起こるのかご存じですか? これは表1を見て頂ければ分かりますが、やはり「水分の摂りすぎ」が原因と言えます。しかし通常、余分な水分は尿として排出されるはずで、体に蓄えられることはありません。それでは、なぜ体内に残るのでしょうか? それは体の塩分濃度が問題となるのです。
●実は塩分が最大の原因に!
 体内の塩分濃度は常に一定に保たれています。そのため体内の塩分が多ければ水分で薄める必要があり、合わせて「水分を摂れ」との命令が脳から出されます。摂取後、塩分は水と一緒に体外に排出されるのですが、塩分を排出するには一旦尿に変える必要があります。尿は血液が腎臓に流れ込み「ろ過」されることで作られるのですが、時にその処理能力を超えてしまうことがあるのです。そうなると塩分は水分と一緒に体内へと戻り、細胞間液として蓄えられるのです。従って、塩分を多く摂取するこの時期は「むくみ」になりやすいというわけなのです。

●塩分を抑えればOK?
 こうしてみると「むくみ」は塩分さえ抑えればよさそうな気もします。しかし原因はそれだけではありません。「運動不足(筋力の低下)によるリンパや血液の停滞と腎機能の低下」「ダイエットなどによる血中タンパク質の減少(水分調整機能の低下)」なども原因として挙げられます。心当たりのある方はこちらの対処も行うようにしましょう。それでも改善の見られない方は医師の検査を受けるようにしてください。


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