やんちゃでイタズラだったパピー時代を過ぎて、すっかり落ち着いた愛犬を見ていると、そろそろ2匹めがいてもいいかなあ、なんて思いません
か? その反面、多頭飼いの難しさというのもよく聞きます。
犬は飼い主への愛情が強い分、かなりのヤキモチ焼きです。”飼い主命!“というタイプのワンがいるご家庭では、その犬の精神衛生上、多頭飼いは避けた方が無難です。
また、同性同士は後々成犬になった時に、権力争いに発展することが多いので、新しい仔は異性にしておく方が飼いやすいでしょう。
●2匹めがやってきたら…
先住犬は、どんなフレンドリーな性格でも、新しい家族の登場に少なからずショックを受けるものです。ですから、いきなりフリーで会わせたりせずに、新しい仔をケージやサークルに入れて、先住犬に十分ニオイを嗅がせてあげて、徐々に慣れさせるようにします。
新入りがコロコロした可愛らしい仔犬だったりすると、家族の目はどうしてもその子に集中しがちですが、そんなことになったらそれこそ先輩犬は、飼い主を取られたと思ってしまうでしょう。飼い主に見捨てられたと思うかもしれません。
人間の子どもと同様、おもちゃを取ったり、威嚇したりして、意地悪をすることも多いですし、精神不安定になって自分の身体や尻尾の毛をむしり取ったりという自傷行為をすることも決して珍しくありません。
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| ▲先住犬(左)10歳と、10ヶ月の仔犬 |
こうした問題行動を起こした時も、一方的に叱ったりしてはいけません。心が寂しくなっていることをまず理解してあげて、ごはんをあげる時、可愛がってあげる時、何をする時にも先住犬を優先して、優しく抱きながら「おまえが一番なんだよ」と語りかけて、安心させてあげてくださいね。
犬はもともと群れで生活する動物なので、新入りが群の一員なのだと納得すれば、ちゃんと順位を決めて、仲間同士、折り合いを取ってうまくやってくれることと思います。