愛犬のしつけの悩みで多いのが「吠え癖」「噛み癖」です。いつまでも吠え続けるので「うちの犬はダメ犬だ」という飼い主さんがいます。でも、ダメ犬なんていないって私は思っています。飼い主さんが「ダメ飼い主」なんですよね。
仔犬のうちは、噛まれたってたいしたことないので、ついつい甘噛みをそのままにしてしまいがち。お客様や配達の人が来ている間じゅう吠え続けるワンコも多いですよね。
こうした「吠え癖」「噛み癖」は、あとあと困らないように、仔犬の頃からきちんとしつけることが基本。どんな時でも「ノー」は「ノー」なんだと教える事が大切です。「我慢を覚えさせること」「いい事と悪い事をきちんと教えること」で、どこでも一緒に行ける良いパートナーになれるのです。
●成犬のしつけは…
では、成犬になってからではもう遅いのでしょうか? そんなことはありません。何歳になっても「しつけ」に”遅すぎる“ということはないのです。
「吠え癖」のある犬の場合
・怖くて吠えてしまうことが多い。飼い主さんはまず犬に「大丈夫だよ」と安心させて、吠えるのをやめたらすぐに褒める。
・吠えているからと飼い主まで一緒に大声で怒鳴ると、犬はますます興奮するばかりで、逆効果。
「噛み癖」のある犬の場合
・吠える時と同様で警戒心、恐怖心で噛んでしまうことが多い。落ち着かせることが先決。特に日本犬は、生来臆病で、人とのスキンシップも嫌がる子が多いので、
シャンプーやブラッシングなど犬にとって嫌な事をされた時に噛もうとしたりします。ここで大声で叱ると犬はますます興奮します。また、飼い主が怖がったりすれば「飼い主に勝った」と学習してしまいますから、あくまでも毅然とした態度で接してください。そして、我慢してくれたらご褒美をあげて、触られても大丈夫なんだ、楽しい事なんだとわからせてあげてください。
他の犬とケンカになりそうな時も、大声で名前を呼んだりすると犬は応援してくれてると勘違い。「ノー」と低く言ってリードで引き離すようにしてください。