みなさん、夏の予定はもう決まりましたか? 毎回、犬との楽しい暮らしのあれこれ、飼っていない方にも知ってほしいことなどをお話していますが、今回のテーマは夏。人間にとっては、旅行にマリンスポーツに、と楽しい季節ですが、暑さに弱いワンコ族にはとっても苦手な季節。熱中症(日射病・熱射病)にはくれぐれも注意してください。
●気をつけたいこと
たとえば、屋外で飼われているなら、風通しはどうか、日陰は確保されているか気を付けてあげてください。室内飼いの場合も、ほんのちょっとだからとお留守番をさせていたら、思いのほか室温が上がり、帰ってみたらグッタリなんてこともあります。もちろん、屋外駐車場に止めた車中での留守番なんて5分といえど絶対厳禁です!
真夏のアスファルトは路面50℃以上にもなりますので、お散歩も要注意。裸足で歩くワンコの肉球が火傷してしまいます。日中はもちろん、日が落ちてもアスファルトはすぐには冷めませんから、手で触って暖かいうちはお散歩は控えてくださいね。
●熱中症にかかったら…
熱中症の主な症状は、身体がぐったりして息が荒くなり、泡やヨダレを出していることもあります。ときには尿や便の失禁もみられます。おかしいと思ったらすぐに全身に冷水をかけたり、冷たいタオルで包んで身体を冷やしながら、できるだけ早く病院へ連れて行ってください。

●虫対策も万全に!
暑くなったら忘れてならないのが、蚊やノミ・ダニ対策。特に蚊は、犬心臓糸状虫(フィラリア症)を媒介しますので必ず予防してください。フィラリアの幼虫は蚊が犬に吸血した時に犬の体内に入り、成長しながら体内を移動してソーメン状の成虫になって心臓に寄生するというコワイ病気です。1ヶ月に一度、蚊がいなくなる11〜12月頃まで忘れずに予防薬を飲ませてください。最近では猫への感染も広がっていることがわかっています。ノミや回虫の駆除ができるフィラリア予防薬もあります。予防薬は、滴下薬や注射などいろいろありますので、症状や使いやすさなどを獣医さんと相談してみましょう。