春を迎え、暖かな陽気になり、あちらこちらへ出かける機会も増える季節。ゴールデンウィークもやって来ますね。犬連れ旅行者のためのペンション・ホテルや犬OKのレストラン・カフェも年々増加。キャンプやスポーツなどアウトドアを愛犬と楽しむ人々も増えています。
「犬のいる生活っていいな」「犬と一緒に暮らしてみたいな」って思った時、誰でもすぐに思いつくのはペットショップです。ガラスケースの向こうで、丸く身体を寄せ合って眠る仔犬の姿や、無心におもちゃと格闘する仔犬の愛らしさを見たら、思わず頬がゆるんでしまうことでしょう。最近ではブリーダー(プロの繁殖家)から直接購入する人も増えており、愛犬雑誌には、ブリーダーの犬舎広告や出産情報などもたくさん掲載されています。
でも、ちょっと待って。お金を出して買う以外にも、こんな方法があります。
●里親になる
前回、日本では年間何十万頭もの犬猫が処分されていることに触れましたが、「迷い犬」の場合、東京都では7日間の収容期間内に約6割が飼い主の元に帰り、1割は譲渡犬に、飼い主が見つからなかった約3割が致死処分されているそうです。ですから、こうした行政施設が行う譲渡会に行ってみるのも一つの方法でしょう。譲渡にあたっては、家族全員の同意があるか、などいくつかの条件を確認の上、正しい飼育についての講習会を行っています
また、多くの民間ボランティアグループが、捨て犬や迷い犬の保護、劣悪な環境で傷ついた犬猫の救出活動に奔走し、インターネットのホームページや近隣のネットワークなどを通じて、保護した犬たちの里親募集をしています。
インターネットはやらないという方は、動物病院の待合室に張り紙してあることも多いので、ぜひチェックしてみてください。運命的な出会いが待っているかもしれませんよ。
前回も述べましたが、犬は玩具ではなく生き物ですから、手も掛かりますし、お金もかかります。散歩にも連れて行かなくてはならないし、ケガや病気もします。仔犬の頃はやんちゃなので、いたずらもします。でも、かかった手間や時間の何十倍、何百倍もの幸せをあなたに運んでくれるでしょう。
*東久留米市では、『HAS(ホーム・アニマル・ソサエティ)』というボランティアグループが活動しています。 http://www3.to/hasweb/
*犬のしつけ教室、譲渡事前講習会などを行っている『動物愛護相談センター(東京都)』 http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/eisei/d_vet/douso.html