愛玩動物飼養管理士  
『愛犬との楽しい暮らし。でもその前に…』

 ペットブームが続いています。その背景には、国内外の世情不安、不況など様々な要因があるのかもしれませんが、疲れた心をホッといやしてくれる小さな友達は、忙しい現代人にとってかけがえのない存在になっています。アニマルセラピーといって、動物にふれあうことで精神的に落ち着き、病気治療に役立つことはよく知られています

番犬からコンパニオン・ドッグへ

 日本では、犬といえば番犬、外飼いが定番でしたが、ここ十数年でかなり様変わりしてきました。以前は室内犬といえば、小型愛玩犬と相場が決まっていましたが、今では、レトリバー種などの大型犬種も珍しくありません。
 犬は飼い主の気持ちの変化に敏感。こちらが悲しい気分の時は、そっと寄り添って手をかけてくるし、嬉しい時には、愛犬も嬉しそうにしっぽを振ります。争いごとが大嫌いなので、家族内でケンカが始まるとオロオロ、なんとかやめさせようとしきりにお手をしたり、困ったような表情でじっと見つめてきたり。そんな愛犬の様子を見て、ケンカも中止なんてことも多々あります。日本でも、犬は“単なる番犬”から家族同様に暮らす“コンパニオン・ドッグ”へと変わってきているようです。

悲しいニュースも…

 残念なことに、現在日本では年間70万頭以上もの犬猫が施設で薬殺されています。その中にはかつての人気犬種、G・レトリバーやハスキー、ダルメシアンなどもたくさんいます。昨年まではミニチュアダックスが爆発的人気、今はテレビCMの影響でチワワが飛ぶように売れています。でも、犬は服や家具ではありません。流行に左右されず、住環境や家庭環境と照らし合わせて、あなたにぴったり合う子を見つけたら、生涯つきあってあげてください。あなただけを信じて見つめる瞳の魔力の虜になってしまうこと請け合いですよ。

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