寒さにも強く、初冬から春の終わりまで咲き続けてくれるプリムラ類(ポリアンサやジュリアンなど)は、花色も豊富で可愛いのでお気楽ガーデナーとしては、非常にありがたいアイテム。我が家の玄関アプローチにも、ピンクや黄色、青などのポリアンサを飾っていました。昨年の暑い夏も無事乗り越え、この春再びつぼみを付け始めた鉢もあります。

 しかしっ!! ある朝ふと見ると…。昨日まで咲いていた黄色の花がないっ!? 葉もガクも手つかずで残り、花弁だけがきれ〜いになくなっているのです(右写真)。お隣の青とピンクの花も、ところどころ花弁が食われています。

 今までプリムラの花が、このように食害されたことはありませんでしたから、もうビックリ。

 日中、葉や花に注意して、食害している虫はいないか、葉をひっくり返したり鉢底を覗いて見ましたが、それらしき虫は見あたりません。昼間、どこかに隠れていて、夜出てきているのでしょうか?

 夜行性で、日中は陰に隠れていて、夜間出てきて食害することで知られているのがヨトウムシです。”夜盗虫“という名の通り、夜活動します。

 蛾の仲間であるオオバコヤガの幼虫も、別名ヨトウムシと呼ばれ、花の中に潜り込んで花弁を食い荒らし、穴だらけにすると本に書いてあります。

 おお? これは怪しい。犯人はコイツかも!?

 しかし、うちの場合は、食い荒らすというよりも、几帳面に花弁だけがきれいになくなっているので、違うのかなあ…?

 また、ナメクジ類も夜間這い出てきて花弁や若葉を食べますが、ナメクジの場合、光沢のある独特の這い跡が鉢周辺に残っている場合が多いのですが、我が家の鉢周囲には見あたりません。ちなみに、ナメクジは銅イオンを嫌うので、銅線を巻いておくと寄ってこないそうです。

 いまだ現場を押さえられないので、我が家のプリムラを食べた犯人は不明。しかし、市販の病害虫駆除薬を撒き、被害にあった花を茎から取り除いて数日後、新しいつぼみが付き、次々に花が咲き始めました。

▲花弁を食われながらも見事復活したプリムラ・ポリアンサ

【豆 知 識】

ヨトウムシ:本来はヨトウガの幼虫を指しますが、ハスモンヨトウ、シロタエヨトウ、カブラヤガ、ネキリムシなど、夜活動したり、被害が似ているものなどを称してヨトウムシと呼ばれています。
オオバコヤガ:被害を受けやすい植物はパンジー、キンセンカ、ナデシコ、スイートアリッサムなど。他の害虫が少ない冬の間も発生します。
駆除法:被害花をみつけたら、花を開いて中の幼虫を捕殺。他のアオムシ・ケムシ類も、見つけたら割り箸で摘んで捕るか、枝ごと処分します。


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