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西東京市にある「にしはらスポーツクラブ」は、平成16年に廃校となった旧西原第二小学校の校庭と体育館部分を使用する形で、平成17年11月に誕生した総合型地域スポーツクラブである。
私は準備段階の時に何度か取材で訪れていたが発会から2年を越え、現在はどうなっているのだろう。久しぶりに足を運んでみることにした。
◇健康のための卓球
訪れたのは、水曜日の午前中。体育館では「西原卓球同好会」の活動が行なわれていた。この会は、当初5名ほどで始まったが、現在は、主婦と定年退職した男性を中心に35名まで会員数が増加し、入会待ちが出ているそうだ。
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▲西原卓球同好会。80代の会員もいるというから驚きだ
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その理由を会長の三浦清さんに聞いてみると「うちは健康のための卓球を主な目的としています。会員はちょっとかじった程度の人がほとんど。だから初心者の人も入りやすいんだろうね」と笑顔を見せる。
別の60代女性は「卓球はマイペースにできるし、やっていると日常生活でも心身ともに切れが違うのよね」と話す。やがて練習が終わると、会員たちは帰り支度をしながら楽しそうにおしゃべりをしている。この短い雑談の時間も楽しみの一つだという。
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◇大活躍のチアダンスクラブ「ポピンズ」
今度は日曜日の9〜14時に行なわれる、チアダンスのクラブ「ポピンズ」の練習を取材した。館内には、幼稚園年長から小学生までの女子とその保護者が集まっていた。会員数95名の大所帯。クラスを年齢で3つに分けているが、こちらも入会待ちの子が大勢いるという。歴史はまだ2年程度だが、昨年はチアダンスの大会で都大会を突破し、全国大会にも出場。その他にFC東京や埼玉西武ライオンズの試合にも出演し、数万人収容の大舞台で、その見事な踊りを披露している。
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▲藤本麻衣子先生の指導のもと、真剣な表情で練習に
取り組むポピンズのメンバーたち
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見学に来ていた保護者にクラブの魅力について話を聞いてみると意外な事に「会費が安いこと」を挙げる人が多かった。もちろん通わせる理由はそれだけではないが、子どもの習い事でもけっこうなお金がかかる時代に数千円の年会費だけで練習に通えるのは確かに魅力的。
◇会員の交流の場を
「下駄ばきで来れる距離でスポーツを楽しめる環境があるのは素晴らしいこと」と語るのは、クラブマネジャーを務める、姉松かつ代さん。クラブの立ち上げから関わってきた彼女に今後の運営について聞いてみると「いまのクラブハウスは校庭に建っているプレハブの2階にあるのですが、将来的には1階に欲しいなと思っています。会員がスポーツの後に交流できる居場所作りを考えていきたいです」。
取材時、運動を終えて談笑する会員の方々の姿を見ていたら、最近「地域の交流」という言葉が盛んにいわれているが、その面でスポーツというのは、すごく自然な入口のように感じた。にしはらスポーツクラブは地域の「集い」の場所として着実に浸透しているようだ。
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