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表紙企画の「今度の日曜どこにいく?」も今月で最終回。そこで、以前から気になっていた国宝・正福寺地蔵堂や菖蒲で有名な北山公園、狭山丘陵の八国山緑地がある東村山へ出かけることにした。
東村山市ではイラストを使った散策マップを発行し、市内を巡るコースを紹介している。どれも楽しそうだが、その中から、徳蔵寺・正福寺コースを元にアレンジして歩いてみる。
○冬の散策も楽しい
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▲丘にたたずむ将軍塚
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11月中旬、田無駅を10時に出発し、西武新宿線で東村山駅へ。ここを起点に一周してもいいのだが、せっかくなので足を伸ばして隣の「西武園駅」で下車。東村山駅を終点に設定する。北口に出て坂を下るとT字路に出る。目の前はもう緑地帯だ。横断歩道を渡り左へ進むと右手に細い登り坂がある(特に目印がないので注意)。そこを登っていくと八国山緑地の西入口に到着する。『となりのトトロ』のモデルにもなったこの山は東西に1.5km、標高89・4m、なだらかで歩きやすい。木々が少しずつ紅葉し始めている。鳥のさえずりを聞きながらのんびりと尾根道を進み、東側にある「将軍塚」を目指した。西入口から約40分で着いた。
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▲東屋から望む八国山
(昨年の様子)
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この周辺は鎌倉時代(1300年代)、幾多の戦場となり、新田義貞がこの地に旗を立てたことから将軍塚と呼ばれるようになった説がある。この先へ進むと「久米川古戦場跡」そばの一般道に出られるが、私たちは半分くらい戻って看板を頼りに北山公園方面に下り、線路を渡って公園でランチタイム。程良く歩いたのでお弁当も美味しい。
○身近な自然を満喫する
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| ▲北山公園。西武線が走るのも見えて子どもたちには楽しい風景 |
新東京百景に選ばれた北山公園は、初夏に咲き誇る150種10万本の花菖蒲だけでなく春先から秋まで様々な花が咲き、美しいことでも有名。東屋で腰を下ろすと、目の前にさっきまでいた八国山が。実は紅葉の穴場スポットらしい。こんなに近くで楽しめるならぜひ12月も来よう!
公園の正面口から正福寺までは10分かからない。境内の地蔵堂は都内唯一の国宝建造物。建物も味わい深いものがある。回堂内には江戸時代の地蔵信仰により、多くの小地蔵尊像が奉納されている(ご開帳は年3回)。ここからは東に進めば、東村山駅西口に着くので好きな道を行くとよい。私たちはユニークな弁天池公園脇を過ぎて、駅の入口付近でおだんごを買い、帰路へ。晴天なら、冬の散策もいいものだ。マップを元に全コース制覇してみるのもいいかも。
文/田中初栄、写真/功刀美保子
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